皆さんは1度の食事にどのぐらいの時間をかけていますか?
10分・30分…朝なのか夜なのか時間帯によっても違うと思いますが、人によっては5分という方もいるのではないでしょうか。
食べているものが同じであれば食べるスピードはダイエットと関係ないように思えますが、実は食べるスピードとダイエットは大きな関りがあるんです。
満腹中枢を操つる
”早食いすると太りやすくなる” と聞いた事があると思いますが、では何故早食いが太る事と関係あるのでしょうか。
それは、満腹になった事をお知らせする脳内の組織【 満腹中枢 】の働きに理由があります。
まず、食事を始め咀嚼すると、レプチンやセロトニンといった食欲を抑制するホルモンが出ます。そのホルモンが満腹中枢を刺激すると、人は満腹を感じ食事を終了させるのですが、この満腹中枢が働くまで食べ始めから約20分かかると言われています。
その為、20分未満の食事時間では、適量を食べているのにそれだけでは満足できず、更に量を増やして食べ過ぎてしまうという【 過食 】に走りやすくなるのです。
ただ、30分以上の食事時間は消化が進み始め、また胃に食べ物が入るスペースと空腹の錯覚を生み出してしまうので注意が必要です。
そして、満腹中枢を刺激しやすくするもう1つのポイントは、よく噛む事!!
食べ物の性質にもよりますが、一口20~30回程度咀嚼して食べる事をオススメします。
空腹のストレスを感じるとダイエットは長続きしません。
ダイエットはマラソンです。
楽々走り(痩せ)続ける為にも【 食事時間は20分以上30分未満 】【 一口の咀嚼回数は20~30回 】を目安に食事を楽しみ、満腹中枢を上手にコントロールしましょう。
食事によるカロリー消費
食事=カロリー摂取
ですが、実は食事でもカロリーは消費されています。
【 食事誘発性熱産生 】という言葉を聞いた事があるでしょうか。
食事をする事は勿論、食べ物の消化などにより消費されるカロリーの事をそう呼びます。
食事をすると身体が熱くなりますよね。正にその時、身体の中では食事誘発性熱産生が発生しているのです。
この食事誘発性熱産生は、人が1日で消費するカロリーの約10%~15%を占めていると言われているので、1食毎の消費カロリーは少なくても、日々積み重ねるとダイエットにとても有効なカロリー消費方法となります。
では、出来るだけ多くの食事誘発性熱産生を発生させる為にはどうしたら良いでしょうか。
それは、①温かいものを摂り入れる事。②たんぱく質を多く食べる事。③しっかり咀嚼する事。です。
つまり、食べるものを意識しつつ【 20分の食事時間を楽しむ 】事がダイエットの食事方法としてとても大切なのです。
是非試してみて下さい。
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