皆さん、こんにちは。
原宿駅から徒歩6分。ダイエット専門のパーソナルトレーニングジム808TOKYOです。
本日は、満腹なのに食べ続けてしまう理由の1つ【エモーショナル・イーティング】についてお話していきたいと思います。
エモーショナル・イーティングとは?
いつもは腹八分目、またはある程度満腹を感じると自然と食べる事を止められるのに、ある時突然『胃は満腹で苦しいにも関わらず、食べたい欲求が収まらず、自分の許容範囲を超えて食べ続けてしまう』といった行動を起こしたことは無いでしょうか。
もし、この様な行動の前に過度なダイエット(短期間での体重減少や極端なカロリー制限など)を行っていた場合は、栄養が不足し生命の危機を感じている身体からのSOSなので、人間として当たり前の反応であり、欲求に従い不足している栄養を摂り入れ、ダイエットの方法を見直す必要があります。
そうではない場合は、様々な原因が考えられますが、その1つとして【エモーショナル・イーティング】となっている可能性が考えられます。
本来食事とは、必要な栄養を摂り入れ身体のエネルギーを満たす為の行為ですが、エモーショナル・イーティングという状態になると、身体ではなく心を満たす為に食べ続けてしまいます。
寂しい・不安・悲しい・辛い・イライラする…といったネガティブな感情で心の満足度が低下すると、それを埋める為に食べるという方法を選ぶのです。そこには身体的満足(満腹)は関係ありません。
なぜ心を満たす為に “食べる” という方法を選択するのかというと、人間は食べる事により幸せな気持ちにさせたりやる気を起こす ”ドーパミン” や 心を安定させる”セロトニン” というホルモンを分泌する為【食べる=幸せ】と認識しています。
その為、日常の中で心の枯渇を感じると、一番手っ取り早く幸せを感じさせてくれる食べるという行為に走ってしまうのです。
女性は【甘いものを食べる】という行為に走りやすい傾向にあり、40代・50代男性は【お酒を飲み過ぎる】という傾向があると言われていますが、どちらにしても胃は満足しているのに食べ続けてしまう・飲み続けてしまうという事が続けばエモーショナル・イーティングが考えられます。
では、この状態で食べ続けた場合、人は本当に心が満たされ幸せを感じるのでしょうか。 そして、過度に食べ続ける行為をすぐに止めれるのでしょうか。
エモーショナル・イーティングは食べ過ぎで止められる?
答えは、NOです。
一度エモーショナル・イーティングと思われる状態が起きた場合、数日・数週間、長い方で数か月続く方が殆どだと思います。
何故なら、根本的な解決(心のケア)が出来ていないからです。
一時的に食べる事でネガティブな感情を忘れられても、解消される事はないので、またすぐ復活します。
そして、また食べる。
勿論、食べ過ぎる=異常なカロリーが入ってくるので、続けば続くほど明らかな体重・体型の変化も感じるでしょう。
その事で、食べた事への罪悪感や体型が変わった悲しみも抱える事になり、ダイエット中は勿論、ダイエット中でなくてもネガティブな感情がどんどん膨らんでいくのです。
正に、負のループ ですね。
では、エモーショナル・イーティングを止めるにはどうしたら良いでしょうか?
エモーショナル・イーティングは止められるのか?
エモーショナル・イーティングを止めるには、抱えている問題やストレスなどの根本的問題を解消する事が一番ですが、対人関係など自分一人では解決できない事や時間を必要とする事など、スムーズに解消する事が難しい場合もあると思います。
ここでは、そんな時の緩和方法を4つお伝えしたいと思います。
①睡眠時間の確保
世界的に見て日本は睡眠時間が短いと言われています。睡眠時間が短いことで脳や身体の疲れが十分に回復されず、免疫力・体力・記憶力が低下します。そうなると、ストレス耐性も低くなり物事をネガティブに捉えやすくなり、常に疲れを感じやすくなるので疲労を回復させようと沢山食べようとしてしまいます。日本の統計では日本人のショートスリーパーは全体の約1%と言われています。残り99%の方は6~8時間は寝る必要があるので、エモーショナル・イーティングをしていると感じたらまずは寝てみる事をおすすめします。
②自炊をしてゆっくり食べる
エモーショナル・イーティングをする殆どの方が『とにかく何でも良いから食べたい。』と言います。そして食べたい欲求が強いので、すぐに食べれるものがベスト。なので、この状態になるとスナック菓子や菓子パン・カップラーメンを食べている事が多いのではないでしょうか。これらは袋を開けてすぐ~待っても3分程度で食べれる上、噛まずに且つスピーディーに食べれるので食べている実感を得にくい食べ物です。その為、あればあるだけ食べられてしまう。そしてこのような食品は、ビタミンやミネラルなど身体に必要な栄養が少ないので、身体は栄養を確保する為食欲を増す傾向にあります。そうならない為に、まずはこのような食品を家に置かないよう心掛け、自宅で1人で食事する際は必ず自炊をして出来るだけゆっくり食べるようにしましょう。例え食べ過ぎに走っている状態であっても、自炊する。そうする事で、食べている実感が湧きやすくなると共に、作っているという時間を確保する事により食への欲求が落ち着いてくる可能性が考えられます。
③運動をする
前述の通り、食べる事で幸せホルモンが分泌されますが、ドーパミンやセロトニンといった幸せホルモンは運動でも分泌させる事ができます。運動中に楽しさや爽快感を感じるのはその為です。充実した運動時間を過ごすと、身体は栄養を必要としているのに頭は空腹を感じないという不思議な感覚を得るのも運動による幸せホルモンの影響です。そして運動中は息が上がったり、運動のフォームやコツ・ルールなどに集中している為、食べ物への執着心から離れる事が出来ます。この運動は習慣化していく事が大切なので、日頃あまり運動をしていない方はストレッチやウォーキングからのスタートでも問題ありません。気持ちいいな・楽しいなと思える事から始め、体力をつけ、少しづつ強度を上げていく事をお勧めします。また、運動しきちんと身体を疲れさせる事で、睡眠の質も向上すると言われています。
まとめ
満腹なのに食べてしまう方はエモーショナル・イーティング=心を満たす為の食事になっている可能性が考えられます。
まずはネガティブな感情の根本的な原因を探り、解決できる事は解決し、時間を必要とする場合は①睡眠時間を確保し、②食事の内容・方法・スピードに気を付け、③習慣的な運動を取り入れる事を意識してみて下さい。
誰かに話す事で心が軽くなったり、予約する事で運動習慣が身に付きやすい方はパーソナルトレーニングもおすすめです。808TOKYOはカウンセリング無料で受けれますので、まずはお気軽にご予約下さい。(体験トレーニング9,000円(税込)もございます。)
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