STUDIO808TOKYOコラム

原宿駅から徒歩6分のパーソナルトレーニングジム「STUDIO808 TOKYO」のスタッフによるコラム

オーバートレーニング~ 努力が報われないのはオーバートレーニングのせい? ~

808TOKYO

みなさん、こんにちは。
原宿・表参道のダイエット専門パーソナルトレーニングジム808TOKYOです。

「早く結果を出したい」「昨日よりも頑張らないと意味がない」
そんな気持ちでトレーニングを続けている方は多いのではないでしょうか。しかし、頑張れば頑張るほど体調が悪くなったり、筋肉が思うようにつかないという人は、もしかすると“オーバートレーニング”に陥っているかもしれません。

今回は、そんなオーバートレーニングの仕組み・見分け方・予防策を専門的に解説していきます。

オーバートレーニングとは?

オーバートレーニングとは、身体の回復が追いつかない程トレーニングを重ねてしまう状態の事です。
この状態になると、筋肉や神経・ホルモンなどの働きが乱れ、パフォーマンスが低下し、思ったように結果が出なくなります。
簡単に言うと「休む時間を取らずにトレーニングを続けた結果、身体が壊れ始めている状態」の事です。
通常、筋トレによって筋肉は微細な損傷を受け、それを “休息と栄養補給によって修復(超回復)” する事で強くなります。しかし、休息が不足したまま次のトレーニングを行うと修復が追いつかず、筋繊維が破壊され続け、筋力・代謝・免疫力までも低下してしまうのです。
更に、過度な運動により副腎皮質からコルチゾール(ストレスホルモン)が過剰に分泌されると、筋肉の分解が促進され、免疫低下・睡眠の質の悪化・精神的疲労といった症状も現れます。
つまり、オーバートレーニングとは“全身の回復システムが崩れた慢性ストレス状態”なのです。

オーバートレーニングのサイン

オーバートレーニングの初期は、単なる疲れや筋肉痛として見過ごされがちです。しかし、次のような変化が複数当てはまる場合は注意が必要です。

◆筋肉痛が長引く、または常に身体が重だるい
◆同じメニューでも記録が落ちる、動きが鈍くなる
◆睡眠の質が悪く、夜中に目が覚める・寝つきが悪い
◆安静時でも心拍数が高い(脈が速い)
◆食欲不振、または過食傾向になる
◆イライラや不安感、集中力の低下が続く

これらの背景には、自律神経の乱れがあります。特に交感神経(活動モード)が優位になりすぎると、副交感神経(回復モード)が働かず、心身が常に緊張状態になります。その結果、筋肉が回復しない・ホルモン分泌が乱れる・睡眠の質が下がるという悪循環に陥ります。

また、女性ではホルモンバランスの乱れによる月経周期の変化や冷え性の悪化、男性ではテストステロン分泌の低下による筋肥大の停滞なども見られます。

では、この様なサインを感じたら(本来はオーバートレーニングになるに)どのような対策を取ったら良いでしょうか。次の項目で見ていきましょう。

オーバートレーニングを防ぐ為の具体的対策

①休養を「積極的に取る」
筋肉を強くするのはトレーニングそのものではなく、その後の回復時間です。筋肉の修復にはおよそ48~72時間が必要とされ、同じ部位を連日鍛えるのは逆効果です。週3~4回のトレーニングでも、筋肉を分けて鍛える「部位分割法」を取り入れれば十分に成果が得られます。
休養日には「完全休息」と「アクティブレスト(軽い運動)」を組み合わせましょう。ウォーキングやストレッチ・ヨガなどで血流を促す事で乳酸を除去し、回復を早めます。また、体調不良が続く時は思い切ってトレーニングを休む勇気も大切です。

② 栄養バランスを最優先に考える
トレーニングの疲労は栄養不足によって悪化します。筋肉の修復にはエネルギーと栄養素の両方が欠かせません。特に重要なのは以下の3つです。

タンパク質:筋肉の材料。体重1kgあたり1.2~1.8gが目安。
炭水化物(糖質):筋肉と脳の主要なエネルギー源。制限しすぎは回復力を下げます。
ミネラル(鉄・マグネシウム・亜鉛):エネルギー代謝・神経伝達を助け、疲労軽減に重要。

また、運動直後の “ゴールデンタイム(30分以内)” にタンパク質と糖質を摂取する事で、筋肉修復を最大化しやすくなります。BCAAやEAAの摂取も効果的です。

③ トレーニング強度と量をコントロールする
オーバートレーニングを防ぐ為には、「やりすぎない勇気」が必要です。負荷を上げる際は、トレーニング記録を付け、自分の成長度によって段階的に伸ばしていきましょう。(1~2週間単位で10%ずつを目安がオススメですが、平均的な数字に囚われず、ご自身の成長スピードに合わせる事が大切です。)
また、定期的に軽めの週(デロード期間)を設け、神経と筋肉をリセットする事も重要です。
トレーナーにフォームや負荷の見直しを依頼し、客観的にトレーニングを管理する事で、無理のない効率的な成長が可能になります。

④ 睡眠とストレスケアを最優先に
睡眠中には、筋肉修復を担う成長ホルモンが最も多く分泌されます。特に入眠後の90分間の深いノンレム睡眠が、筋肉の再生と自律神経の安定に重要です。寝る前のスマホ使用を控え、カフェインやアルコールを避けましょう。また、入浴で体温を一度上げてから下げることで自然な眠気が誘発されます。
「睡眠」と「入浴」は、心身のリカバリーを支える最強の回復習慣です。

( オススメコラム:睡眠とダイエット-808tokyoダイエットコラム- )

まとめ

オーバートレーニングは、真面目に頑張る人ほど陥りやすい“見えない敵”です。
筋肉・栄養・休息のバランスを整え、「回復もトレーニングの一部」と捉える事が、最短で理想の身体を作る為の近道になります。

無理をやめ、整えて、続ける――それがトレーニングひいてはダイエット成功の本当の秘訣です。

コラムだけでは具体的にどうしたら良いか分からない方は、808TOKYOのトレーニング&食事指導を受けられる事をおすすめします。
女性パーソナルトレーナーが一生使えるトレーニング&食事の知識を余す事無く伝授する為、ジム卒業後のリバウンドも安心です。また、食事の知識が身に付く事で、ご家族の健やかなコンディショニング作りにも役立ちます。
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